Riko Style Ordermade Therapy

一途に。一心に。(^−^)

先日、天皇陛下の心臓手術の執刀医、天野先生のドキュメント番組に釘づけになりました。「天才外科医」として名高いことだけは知っていたものの、あの陛下の手術での会見ではまさに度肝を抜かれました。会見では「いつものことを、いつもどおりやるだけです。」と、臆することも気負うこともなく、全くの自然体でそう話していたのです。


その手術の難しさは、並大抵のものではないということは、周囲の誰もが解っていました。しかも陛下の執刀医です。しかしプレッシャーなど一切感じさせることのない姿と、その一言一言に、心が震えていくのを感じました。あの静寂と謙虚さ、そして揺るがない自信はいったいどこからきているのだろう・・そして一年に400件以上という手術を執刀する体力、気力は神がかりものだと・・秘かに尊敬の念でいっぱいでした。


番組で手術のシーンを見るのはいつも苦手でしたが、あまりに見事な手術にみとれて、いつのまにか血液や内蔵も自然に見ていました。天野先生は、心臓の悪かったお父様のために医師になったそうですが、そのお父様を手術の最中に亡くされたそうです。目の前で亡くなっていったお父様に何もできなかった悔しさから、たくさんの人を手術で助けられる医者になろうと決心し、その日から血管の縫合等の訓練を毎晩行い、今の凄腕を得たとのこと。今でも、お父様の命を助けられなかった人工弁を形見にいつも持っていて、それを見ては勇気をもらうと話されていました。

また、「病気」を治すだけでなく「生きる喜び」を得てもらいたい・・という医師としての姿勢は、多くの患者さんにとって、大きな救いと勇気をもたらしています。他の病院では断られてきた困難な手術も「やってみましょう。だってやらなければ、治らないんですから。」と励まされたら、どんなにか患者さんに力が湧いてくることでしょう。「リスクはありますよ。でも、諦めたくないんです。」主治医のこの言葉は、諦めかけていた患者さんにとっては天使の声に聞こえるかもしれません。

「宿命、というか天命というものかな・・ただそれを真摯におこなっていくことだけです。」プロとは何か・・の質問に対する先生の答えです。いつも目の前の当たり前のことを、懸命に行う・・数々の困難を淡々と乗り越えてきたことが全ての自信に繋がっていることを教えていただきました。

そして「一途に。一心に。そして愚直なまでに真摯に行う。」そのことの素晴らしさを改めて教えていただきました(^_^)/







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