Riko Style Ordermade Therapy

いつも心の中に(^−^)

その人の顔を思い出すと、ほっとして心が和む・・そんな友人がいてくれるのは、とても幸せです。私にもそんな友人がいて、彼女の際限のない優しさにはいつも感謝と同時に、この優しさは一体どこから溢れて出てくるのだろう・・・と思っていました。

その大切な友人の最愛の母上が、最近亡くなりました。

自分の死をしっかりと受け入れて、最後の瞬間まで周囲にたくさんの希望と愛情を与え続けた、見事な亡くなり方でした。

聞けば友人は、亡くなった母上には怒鳴られたような記憶がも全くないそうです。母親としての子どもへの躾はしっかりしたとしても、自分の感情で怒ったりすることはなく、いつでも話をよく聞いてくれていろんな質問をしてくれたそうです。少しひっこみ事案だった娘に対して、何事も自分で考える力をつけるためであろうと友人は話してくれました。

また朝が弱かった友人が中々起きられないでいると、母上は指相撲をしかけてきて、何度も「勝った!」といって娘の親指を倒し、彼女が負けん気を出して指に力を入れ始めるまで続けたのだそうです。そしてついに朝寝坊の娘は本気で指相撲を始めだして、その頃にはすっかり目が覚める・・というわけです。大人になってからも、娘からの電話に喜びいさんで出てくれて、どんなに小さいことでも何かしてあげると、いつでも心からの笑顔で感謝してくれたそうです。友人の際限ない優しさの理由がこれでわかったように思いました。

そして話を聞きながら私は思っていました。この優しい母上のお母様という方もきっと優しい方だったにちがいないと。でも違っていたのです。友人の話に私は耳を疑いました。訳あって継母に育てられた友人の母上は、継母からかなり悲惨ないじめを受けていて、随分と苦労の多い人生だったということでした。ひと晩中、友人は母上の思い出を語ってくれて、私たちはたくさん泣いてたくさん笑って、時が過ぎるのをすっかり忘れてしまいました。

悲惨な現実から目をそむけることなく、戦うこともなく、ただただ自然と人を愛し続けた母上の最後の写真は、まばゆいばかりに光輝いていました。どんなに悲惨な現実からでも、大きな愛を育てることはできるのだと、改めて教えてくれた方でした。

そして今、彼女の肉体は亡くなっても、少女のようなとびっきり可愛い笑顔のまんまでいつまでも、私の心の中に生き続けてくれているのを感じています

(^−^)


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