Riko Style Ordermade Therapy

青春時代(=^・^=)

青春時代小さい児童公園が、まだ街のあちこちに点在していた頃、滑り台やブランコや、ジャングルジムで遊ぶ元気な子供達をたくさん見ることができました。最近はすっかり少なくなりましたが、そんな公園を見かけると、あるほろ苦い青春の思い出が浮かびます。

私の生まれた家は下町にあって、児童公園と隣り合わせに建っていました。夏休みはラジオ体操の音で起こされ、受験勉強中には子ども達の大きな声に悩まされ、公園の隣に住んでいて良いことは、あまりありませんでした。

が、大人になってからは、この立地条件は私の「青春時代」を支える大きな味方となってくれていました。高校時代に拒食症を患い、同級生より2年遅れで社会人となった私は、10代に皆と遊べなかったリベンジをするかのように、とってもよく遊びました。といっても先輩や友人達と食事をしたりお酒を飲んだり、その頃の流行りのディスコに行ったり、ボウリングをしたりと地味な遊びでしたけれど。そして父親が異常に早い門限時間を設定したものですから、反抗心にも燃えて、ひと月に一度は門限破りをしていました。

夜9時過ぎて帰宅すれば、当然家のドアのカギは固く締められています。1分でも遅れたら締め出されてしまうわけです。そしてその時こそ、我が家の立地条件のすばらしさが役たってくれるのでした。お隣の公園にある滑り台に乗り、我が家との境にそびえる塀に渡って、なんとか塀をよじ登ると、二階の私の部屋のベランダに辿りつくのです。あらかじめ、ベランダ側の窓のカギを締めないで出かけたら、無事に帰宅完了。すばらしき我が家。よく考えたら、防犯上はどうなの?と不安でいっぱいにもなったのですが、まずは平和な帰宅が優先です(^v^)

翌朝は、「なんだ、ちゃんと帰っていたのか。」と満足気な父の言葉に「あたりまえでしょ」と、ドキドキしながら嘘をつき、「勝った!」と心でほほ笑むのでした。何に「勝った」のかよくはわからないのですけれど・・。少しの後ろめたさとたくさんの勝利感が心に溢れていました。

でもそんな素晴らしき青春の日々を送っていたある夜。久しぶりに門限破りをしてしまい、滑り台からよじ登りコースを真剣に実行していた時。後ろから凄いライトが何本もあたりはじめ、「おとなしくしろ!」という男の人達の声。「え?」と振り返るとそこにはお巡りさん達がたくさん。お巡りさんの「何してるんだ?!」というどなり声に「私の部屋に帰るだけです。」

その後の騒動はご想像にお任せいたします。父は「情けない」と言って怒りまくり、当然私は泣いて謝りました。しばらくしてからも父は呆れた顔をして、そして怒りをあらわにこう言いました。「情けない!もう少し頭を使え。塀をこえたら、一階の居間があるだろう。何も二階のベランダまでよじのぼらなくても、居間のカギを開けとけば一階から家に入れるだろう。」

なるほど・・といたく感心する私。まさに、この父にしてこの娘・・m(__)m

でもその事件直後、なぜか門限が二時間も延長になったのでした。めでたしめでたし(^v^)


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